クライアントへの提案の際、参考にした資料に、いい言葉（うまい表現）がありました。
https://www.meti.go.jp/press/2016/11/20161115003/20161115003-1.pdf
経済産業省　2020未来開拓部会　The Japan Way
P50-51抜粋

～一人一人の50センチ革命～
リオデジャネイロで開催された先のオリンピック・パラリンピックでは、多くの感動が生まれた。感動を生んだ背景は何だったのであろうか。・・・・・・極限の集中状態にある選手の表情、120％のパフォーマンスを成功させる精神力、鍛え上げられた肉体、そのための気の遠くなるような完璧な準備を行う忍耐力、限界からさらに一歩、５０センチだけでも踏み込む決意と勇気、突き抜けるための自己との対話や、明晰な頭脳と緻密な戦略など から垣間見られたパラリンピアン・オリンピアンの姿勢 （Way of Life）こそが、人々の心に多くの感動を残した源だったのではないだろうか。・・・・・・超高齢社会を乗り越える国家モデルへの確かな経路は存在しないであろうが、これまで世界は、哲学やデザインといった概念によって長期的な時間の流れの中に道筋を見出し、人々が憧れを抱き、驚きをもって迎えるサイエンスフィクションのような、既成概念を超えた発想に影響を受けつつ、発展してきた。・・・・・・そのためのはじめの一歩は何か。革新的なことをやり遂げるために人は超人になる必要はない。すべてのイノベーションは、たった一つの新しいアイディアと最初の一歩たる「行動」から生まれている。一人一人が、一歩でも、たとえ５０センチでも踏み出すことができれば、きっと世の中が変わるだろう。その５０センチを、今こそ私たち日本人は、勇気を持って踏み出すべきではないだろうか。
その先には必ず、□□□□□が待っている。

「村瀬」